火山性土壌から生まれる、凝縮感のある味わいのソアーヴェ

テイスティングコメント

やや緑がかった麦わら色、香りには火山性土壌のぶどうから造られたソアーヴェ･クラシコ特有のミネラルを感じます。さらに青リンゴ、桃、アプリコット、イエロープラム、カリンなどの熟した甘い香りが広がります。口当たりはリッチで柔らかく、フレッシュな果物の風味となめらかな飲み心地が印象的です。余韻は長く、ガルガネガ特有のアーモンドのニュアンスが残ります。

相性の良い料理

魚介類や野菜をたっぷり使ったパスタやスープ、リゾット、さらに甲殻類やグリルした白身の肉、程よく熟成したチーズなどととても相性の良いワインです。【飲み頃温度：１０℃前後】

栽培・醸造方法

ソアーヴェの北東、コスタルンガ村のモンテ・テンダの丘に広がる自社畑の中でも、７０年以上前に拓かれた最も古い畑のガルガネガのみから造られます。ぶどうの樹齢は３０～７０年、土壌は酸化鉄を豊富に含む赤い火山性土壌です。

ぶどうは１０月初めに手摘みで収穫、ステンレスタンクで１５.５℃に保ちながら８～１０日間かけてじっくり発酵。発酵終了後そのままシュール・リーの状態で５ヶ月間静置、熟成の後瓶詰め。