テイスティングコメント

深いルビーの色合い、熟した果物の香りとこの品種特有のスパイスの香りにバニラやカカオのニュアンスも感じられます。口当たりはなめらかでタンニンの厚みが感じられ、ドライフルーツを思わせる凝縮した果実味や香ばしいチョコレートのような風味が溶け合ったバランスの良い味わいが余韻へと続きます。

相性の良い料理

炭火焼の肉や煮込み料理、熟成したチーズ

栽培・醸造方法

標高300～400m、石灰質と粘土質の混成土壌を持つ畑

十分に熟したぶどうを収穫後除梗し、温度を２５～２８℃に保ちながら１０日間マセラシオンします。一部の果汁はフルーティーな香りを高めるために低温でマセラシオンし、プレス後一部はフレンチオークのバリックで、他はステンレスタンクで１年間熟成させ、スパイシーさと果実味のバランスを整えます。その後２つのワインをブレンドし瓶詰めします。