生産者詳細

南イタリア・モリーゼ州の、太陽の光が降り注ぐ海岸線と美しいアドリア海に浮かぶトレミティ諸島を見渡す標高150メートルの場所に、
テニメンティ・グリエコのブドウ畑とセラーはあります。
このダイナミックで革新的なワイナリーは、テロワールの優れたポテンシャルを最大限に活用し、最高品質のワインを生産しています。
ヨードを含んだ海風に育まれた、独特の塩味を持つ「海辺のワイン」は、空と海に挟まれたこの土地の真髄を表現しています。
プーリア州で実業家として成功したアントニオ・グリエコが、モリーゼのポルトカンノーネにあった歴史あるヴィニコーラ・
フロッコから、畑とワイナリーを引き継いだのは今から6年程前の事。
彼は畑とセラーの大規模な改修を行い、新たにテニメンティ・グリエコとして事業をスタートさせました。
現在は広報とマーケティングを担当し、人生のパートナーでもある、エマニュエラ・チェッカと共に、
ワインに対する深い愛と情熱をもって、このワイナリーを運営しています。
ワインメーカーのマリア・コンチェッタ・ライモンドは、豊かな専門知識と献身的な精神を持ち、常にエネルギッシュです。
彼女は常に軽快な足取りで畑を歩き回り、いかなる時でも自分の仕事に対する情熱を失う事はありません。
ワイナリーや畑の全てを知り尽くしている彼女にとって、この土地に秘密は無いのです。
そしてまた、ワイナリーの成功を支えているのは、この土地とワインへの愛と情熱を共有する、家族の様なスタッフたちです。
彼らは常に努力を惜しまない、真のプロフェッショナルです。

「土着品種と国際品種で造られるテニメンティ・グリエコの多様なワインは、アニマ・オスカ、イ・コスターリ、
パッソ・アッレ・トレミーティなどいくつかのラインに分かれている。
ワイナリーはポルトカンノーネ村にあり、モリーゼで最もぶどうが植えられている場所だ。
水平線の向こうにトレミティ諸島を望み背後にアペニン山脈がそびえるそのテロワールを生かして、彼らはワインのスタイルを定めた。
ワインは果実の印象が鮮明で、心地よい飲み口で、醸造は柔軟に行われている。主なワインは常に全て注目に値する。」
(ガンベロ・ロッソより)