生産者詳細

火山性の土壌、1000メートル以上の高地にある畑、18メートルもある高木での栽培、急斜面に張り付く段々畑、
海に張り出した様な畑、真冬の収穫…。
イタリア各地に、上記の様な極端な環境下でぶどうを育て、ワイン造りに取り組む「英雄的生産者(エロイチ・ヴィナイオーリ)」がいます。
彼らは忘れ去られたり絶滅の危機に瀕したぶどうを救い、あえて異なる醸造法を用いて斬新なスタイルのワインを造り、
そして何よりも人々の財産である固有の土地とワインを守っているのです。
「エロイチ・ヴィナイオーリ」は、こうした生産者達のワインを皆様にご紹介する新たなポートフォリオです。

- 生産者ラインナップ -
○ポッジョ・アッラ・メータ【ラツィオ】
農学者、醸造学者でナポリの大学で教鞭もとるマリアーノ・ニコティナ氏がラツィオ州南東部の丘陵地に拓いたワイナリー。
ビオディナミ栽培、重力を応用したワイン醸造を実践し、ナチュラルなスタイルのワインを産み出しています。
○カンティーナ・タリアフィエッロ 【カンパーニア】
風光明媚なアマルフィ海岸にほど近い標高450メートルの丘陵地帯、
先祖代々受け継いだ火山性土壌の畑に植わる樹齢100年超の古木や土着ぶどうから、
ラファエレ・タリアフィエッロが造り出す繊細さと力強さを兼ね備えたワイン。
○カンティーナ・バジレ 【シチリア/パンテッレリア島】
シチリアとチュニジアの間に浮かぶパンテッレリア島で100年以上前から受け継がれてきた畑のぶどうジビッボから、
ファブリッツィオ・バジレが花の様な華やかなアロマあふれるワインを造っています。