「アルジェオ」は、チンチンナートの重要なパートナーの１人だったぶどう栽培家の名前から名付けられました。コレジ丘陵の溶岩混じりの畑で育ったチェザネーゼから、アルジェオの子孫やチンチンナートのスタッフに受け継がれたその技術によって、このワインは造られています。収量を抑え、また発酵後オーク樽で少し熟成させる事で、バルサミコの香りを持った力強くユニークな個性のワインに仕上げています。

テイスティングコメント

深いルビーの色合いを持つワインからはプラム、チェリー、ザクロなど赤い果物、バルサミコの香りが感じられ、繊細な口当たりに続いてまろやかなタンニンと共に濃厚な果実の風味がバランスよく広がり、余韻へと続きます。

相性の良い料理

濃厚なソースを使った料理や少し熟成したチーズなどと相性の良いワインです。 16～18℃が飲み頃温度です。

栽培・醸造方法

畑はコーリの火山の噴火によって形成された丘陵地帯にあり、標高200～250ｍ、粘土質主体の土壌。植栽密度は１haあたり4000本、収量は1haあたり6～8ｔ。10月1日～10日頃に収穫。

ぶどうは収穫後選果しソフトにプレス、除梗後果皮と共に温度を24℃に保ち8日間かけて発酵。その後マロラクティック発酵を行ない、そのままタンクで12か月間熟成（一部はオーク樽で数か月間熟成）、清澄後瓶詰めしさらに6か月熟成。