「クイント」は、ブドウ畑での「芸術」を人々に伝えてきたチンチンナートの重要なパートナーの名前から名付けられました。彼の息子と彼の孫、そして彼らの仕事とチンチンナートのスタッフとのコラボレーションによって、このワインが生まれます。

原料となる土着品種のベッローネは、皮が薄い為この地では古くから食用ぶどうとして親しまれて来ました。繊細な風味をもつこのぶどうを、ヘクタール当たりの収量を抑え、丁寧に醸造する事で、香り豊かでフルーティなワインに仕上げました。

テイスティングコメント

ゴールドの輝きを持つ麦わら色のワインには黄桃やサンザシを思わせるフルーティーでフレッシュなアロマがあり、口に含むと柔らかな酸と果実味、そしてミネラルの調和の取れた味わいが広がります。

相性の良い料理

１２℃前後に冷やして、前菜類やシーフードを使った料理とお楽しみ下さい。

栽培・醸造方法

畑はラツィオ州コーリの、火山の噴火によって形成された丘陵地帯にあり、標高200～300ｍ、粘土質主体の土壌。植栽密度は１haあたり3000～4000本、収量は1haあたり8～10ｔ。9月10日～20日頃に収穫。

ぶどうは収穫後選果しソフトにプレス、除梗後果汁を24時間低温で静置、その後温度を15℃に保ち10日かけて低温発酵。発酵終了後ステンレスタンクで6か月(最初の2か月はシュール・リー)熟成、瓶詰めしさらに6か月熟成。