※ヴィンテージ変更に伴い「リヴァーポイント・ヴィンヤード」から「クロ・サミュエル」へ商品名変更となりました

「クロ・サミュエル」は、テ・アライ・ヴィンヤードのすぐ下に位置する低地の区画で、オーナー夫妻の息子で現在は醸造にも携わるサミュエル（サム）氏の名前を冠しています。

テイスティングコメント

ミネラル感に溢れ、熟した洋梨、赤ピーマンのようなスパイスのニュアンス、ジューシーでとろけるような味わいながら繊細で、一度味わえば記憶に残るワインです。アプリコット、アカシアの花、スパイスのニュアンス、海からの塩気も感じられます。香り高くリッチで、サテンのようななめらかな口当たり、タンニンが心地良く感じられ、この華やかなヴィオニエのアロマはＵｍａｍｉ・旨味が豊かな料理を引き立て、相性良くさらに美味しさを引き立てるでしょう。

栽培・醸造方法

テ・アライ川がこの区画の周りを曲がりくねって流れ、これにより芳醇なアロマのヴィオニエが生まれます。夏の朝は川からの冷却効果により、この畑が日差しの影響を受けるのが少し遅くなります。ぶどうの木は全て自根のため活力が非常に低いのですが、アルコール感ではなくアロマが重要なヴィオニエを生み出します。

ヴィオニエは手摘収穫後、発酵は３００Ｌのフレンチオークの樽とステンレススチールタンクで野生酵母で行ないます。2021年ヴィンテージは特別でした。ぶどうを破砕後に少しの間静置、皮ごと３０日間スキンコンタクトしながら全房発酵、その後プレスしました。

清澄はしていません。また醸造過程で動物性の物は使用しません。