マールボロ･ワインは２００６年３月、ケヴィンとサラのジョイス夫妻が中心となって設立された、家族経営のワイナリーです。
公認会計士でもあるケヴィンはTohu WinesでCEO代理兼営業マネジャーを務めた経験を持ち、その酒類業界での経験を生かして海外市場への戦略的なアプローチやブランディングに積極的に取り組んでいます。そして今や彼らの成功はニュージーランドのワイン産業においての　　　サクセス・ストーリーの一つと成り得ました。
一方ワイン・メーカーのティム・アダムスは、マールボロの名門生産者アストロラーベで長年ワインメーカーを務め、その豊富な経験に培われた技術は高品質なワインを生む重要な核となっています。
その名の通りワイナリーはマールボロにありますが、自社畑の他彼らが密接な関係を持つギズボーンやセントラル・オタゴなど、ニュージーランド各地の契約農家からぶどうを調達する事で、各産地の個性にあふれるワインを造っています。
マールボロ・ワインの国内向けブランド「トイ･トイ」とはマオリ語ですすきのこと。ニュージーランドでは各地の土壌に見合った４種類の  トイ・トイが自生しています。
トイ・トイの自然への適合性や荘厳さは、ワイン造りにインスピレーションを与えてくれます。この土壌との関係を葡萄のテロワールになぞらえて、彼らはメインブランドを「トイ･トイ」と名付けました。そして今や｢トイ･トイ｣はニュージーランド国内でのワインの主要ブランドの一角を占めるまでになりました。
一方で彼らは海外向けブランドとして｢ストーン･ベイ｣を始めとするいくつかのブランドを展開、海外各国のマーケットのニーズに合わせた　　ワインを供給し、高い評価と成功を収めています。