生産者詳細

4代に渡り伝統的な味わいを守る家族経営のワイナリー 1593年に築かれた星型の城郭で有名なパルマノヴァ近郊にあるプラディオは、グラーヴェ・デル・フリウリ地域(砂利質の低地)で最高品質のワインを造るために、チエロ家によって1970年代に設立されました。現在はルカ・チエロがワイナリーを管理しており、ピエルパオロ・チエロが輸出部長を務めています。                        、 ワイナリーは現在およそ30ヘクタールのぶどう畑を所有し、年間約30万本のワインを生産します。ぶどう畑は乾燥して日当りが良く、表面を砂利の多い(40~60%)土壌で覆われた沖積台地にあります。質の良いぶどうの生産において、そしてトラディショナルなワインの味わいに、この土地の特性が十二分に映し出されています。畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネ、ピノ・グリージョ、トカイ・フリウラーノ、プロセッコ、ソーヴィニヨン・ブラン、レフォスコなどのぶどうが植えられています。近年チエロ家は、より質の高いワインを造るために、ぶどうの収量を抑える新しい栽培システムを導入しました。またオーガニック栽培への転換にも少しずつ取り組み始めています。 、 ワインの醸造はぶどう品種、ぶどうの成熟度、果汁の状態やアロマの強弱に合わせて多様化されました。果皮浸漬しない伝統的な醸造に加え、低温浸漬や急速な酸化を伴う醸造も行われます。発酵は常に温度管理の下に行われます。また、一部のシャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンは225または350リットルのバリックで発酵、熟成させます。ワイナリーのエノロジスト、ベッペ・バッシは重要な役割を担っています。彼は約10年間にわたって醸造責任者を務め、その経験と技術はワインの品質とスタイルに非常に独特の個性を与えています。

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