生産者詳細

イタリア産スパークリングワインのマーケットリーダー スペローネ社の歴史は1911年、アントニオ・スペローネがトリノ郊外の小さなセラーで手造りのヴェルモットや酒精強化ワインの製造を手がけた時に始まりました。当時、出来上がった製品は荷馬車に載せられてトリノへと運ばれ、販売されました。時は流れ、第一次大戦による短い中断をはさみながら、彼の事業は彼の息子であり優秀な栽培・醸造家であったジャコモの主導のもと、イタリア国内、そして国外へと除々にそして順調に拡大を続けました。1960年に、ジャコモはミラノ近郊のクザーノ・ミラニーノに新たに近代的設備を備えた工場を建設しました。その後彼らはアスティ・スプマンテを始めとする多くの種類のスパークリング・ワインをそのラインナップに加えると共に、さらなる拡大を続けました。1970年代には、ジャコモの2人の息子、パオロとアントニオが新たに経営に加わりました。1983年、スペローネ家は、新たなワイナリー、テヌート・ネイラーノをアスティ地区に開きました。ここは25ヘクタールの畑を持ち、ピエモンテ産の高級ワインの生産に取り組んでいます。ここ10年の間に、スペローネ家は、彼らの歴史に名を刻む製品、カラヴェッラ・リモンチェッロの世界的な目覚しい成功を目の当たりにしました。現在カラヴェッラは、アメリカのマーケットでリモンチェッロのトップ・ブランドとなっています。スペローネ・グループはこの長い年月の間に、ワインとスピリッツ類の製造において多くの経験と知識を蓄え、このマーケットにおける最も重要な企業の一つに成長しました。現在彼らの全出荷量の70%が輸出に向けられ、それらは世界35ヶ国に輸出されています